フクロウからのプロポーズ 2
読み終わりました。
「フクロウからのプロポーズ」□Amazon
前回感想を書いたのは、とにかくヒナかわいいいーーー!な
ところまでだったわけですが、全部読んで、
とにかく著者のウェズリーへの愛情の深さと、
ウェズリーからの愛情そして2人の間の魂の交流に
感銘することしきり。
どんなに好きでもなかなかここまではできない。
フクロウとしてのウェズリーにとっては
野生でつがいとなり子孫をもうけて
生きて死んでいく…というプロセスが送れなかった事は
不幸な事かもしれないけれど、
残念ながら野生で生きていく力を持たなかった以上、
著者と暮らせた事はとても幸せなことだったのではないかと。
生物学者が書いただけあって、
ただ愛情を書き連ねただけではなく、
生態とか考察とかちゃんとした知識に基づいた上での
平易な記述も読んでて気持ちいい。
同じくフクロウと暮らした生活を著した本として
すぐ思い出すのは「ブボがいた夏」なわけだけど、
比べるとブボの方はかなりドライかなぁ。
「ブボがいた夏」□Amazon
もちろんフクロウに対する愛情はどちらもあるわけだけど、
「フクロウからのプロポーズ」の方は
母の愛であり恋人への愛であり全てを捧げる愛なので、
ともに暮らすといっても密度が違う。
まぁ、ブボは「翼を持つトラ」でメンフクロウとは
大きさもパワーも危険度も違いすぎるしな(笑)
ちなみに以下はブボとウェズリーを簡単に比べてみたもの。
***********************************
★ブボ★ アメリカワシミミズク(Bubo virginianus)
・体長:一般的に43~60cm
・体重:文中に1.6kgの記述有り
雪によって巣が壊れ、雪に埋もれていた
ヒナ(ある程度成長している)を拾い育てる。
森のキャンプ(掘っ立て小屋)で一夏を一緒に過ごし、
その冬は猛禽センターに預けられ、
次の夏引き取って再びキャンプで一緒に過ごす。
★ウェズリー★ メンフクロウ(Tyto alba)
・体長:34cm
・体重:一般的なオスの体重250~360g
保護されている翼を痛めたヒナ。
まだ目も開いていない状態(生後4日)から引き取り
インプリントする。
19年間家で一緒に過ごす。
***********************************
読みやすくて面白い(フクロウの生態に興味がある人には
特に興味津々なシーンがたくさん)し、
読み応えも十分あるので、
色んな人に読んでもらいたいと思った本でした。
なのでここでは各々のエピソードについて思った事は書きません。
へー!とかえーーーっ!とかふ~ん(にやにや)とか
しんみり…とかイロイロ思ったよ!

前回感想を書いたのは、とにかくヒナかわいいいーーー!な
ところまでだったわけですが、全部読んで、
とにかく著者のウェズリーへの愛情の深さと、
ウェズリーからの愛情そして2人の間の魂の交流に
感銘することしきり。
どんなに好きでもなかなかここまではできない。
フクロウとしてのウェズリーにとっては
野生でつがいとなり子孫をもうけて
生きて死んでいく…というプロセスが送れなかった事は
不幸な事かもしれないけれど、
残念ながら野生で生きていく力を持たなかった以上、
著者と暮らせた事はとても幸せなことだったのではないかと。
生物学者が書いただけあって、
ただ愛情を書き連ねただけではなく、
生態とか考察とかちゃんとした知識に基づいた上での
平易な記述も読んでて気持ちいい。
同じくフクロウと暮らした生活を著した本として
すぐ思い出すのは「ブボがいた夏」なわけだけど、
比べるとブボの方はかなりドライかなぁ。
もちろんフクロウに対する愛情はどちらもあるわけだけど、
「フクロウからのプロポーズ」の方は
母の愛であり恋人への愛であり全てを捧げる愛なので、
ともに暮らすといっても密度が違う。
まぁ、ブボは「翼を持つトラ」でメンフクロウとは
大きさもパワーも危険度も違いすぎるしな(笑)
ちなみに以下はブボとウェズリーを簡単に比べてみたもの。
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★ブボ★ アメリカワシミミズク(Bubo virginianus)
・体長:一般的に43~60cm
・体重:文中に1.6kgの記述有り
雪によって巣が壊れ、雪に埋もれていた
ヒナ(ある程度成長している)を拾い育てる。
森のキャンプ(掘っ立て小屋)で一夏を一緒に過ごし、
その冬は猛禽センターに預けられ、
次の夏引き取って再びキャンプで一緒に過ごす。
★ウェズリー★ メンフクロウ(Tyto alba)
・体長:34cm
・体重:一般的なオスの体重250~360g
保護されている翼を痛めたヒナ。
まだ目も開いていない状態(生後4日)から引き取り
インプリントする。
19年間家で一緒に過ごす。
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読みやすくて面白い(フクロウの生態に興味がある人には
特に興味津々なシーンがたくさん)し、
読み応えも十分あるので、
色んな人に読んでもらいたいと思った本でした。
なのでここでは各々のエピソードについて思った事は書きません。
へー!とかえーーーっ!とかふ~ん(にやにや)とか
しんみり…とかイロイロ思ったよ!
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